2017年02月27日
薬剤師を目指す方へ 相澤病院 小松 麻裕子
こんにちは。相澤病院で働かせていただいております新人薬剤師の小松麻裕子です。
当院は、調剤室・医薬品情報管理室・病棟薬剤業務室・薬務室の4室で構成されています。4月に入職してからは、先輩に教えてもらいながら調剤室業務を中心に行い、10月からは夜勤も始まりました。2月から病棟業務も少しずつですが始まる予定です。
当院では、予約入院の患者さんは入院前に薬剤師との面談を行っています。予約窓口で、常用薬や副作用歴などについてあらかじめ確認し、事前に中止する薬がある場合は中止期間をお伝えします。患者さん自身で中止可能が難しい場合は、かかりつけ薬局へ事前に依頼することもあります。入職してから、患者さんと初めてお話したのが、この予約窓口でした。患者さんと1対1でお話しをするので、とても緊張していたのを覚えています。予約窓口では患者さんから質問されることもあります。戸惑うことも多いですが、患者さんから見れば1人の薬剤師なので、責任をもって丁寧に対応し患者さんの不安を少しでも取り除けるよう心がけています。
また、就職してから学生時代に学んだ知識を使う場面が多く、もっと勉強をしておけばよかったと思うことがあります。薬学生の皆さんには、今は無駄だと感じることも就職してから必ずどこかで役に立つので、多くのことを経験して視野を広く持って欲しいと思います。
私は、大学時代を千葉県で過ごしましたが、地域医療に貢献したいと思い地元での就職を選びました。今は、毎日大変ですが同期や先輩たちに助けられながら充実した日々を送っていて、帰ってきてよかったと思います。就職先で悩むことがあれば、地元就職も選択肢の一つとして考えてみて下さい。

